レーザ協会について
1960年に米国のメイマンによってルビーレーザが発明されておよそ半世紀を経た現在、レーザは現代の科学技術の先端を行く有用技術として広く認められています。 しかし、一面では、それが画期的なものであるがゆえに、我々の身近でその成果が数多く利用されているにもかかわらず一般の方々には近付き難いものとして考えられていたことも確かです。
そのような中で、レーザ協会は1972年2月に、わが国で初めてレーザを加工に利用しようとしたレーザメーカー、レーザ輸入商社、ユーザ並びに学識経験者等によって、レーザ加工技術の発展及び普及を目的とした「レーザ加工研究会」としてスタートいたしました。 そして、1977年、レーザ研究の範囲を測定の分野にまで拡大し、それまでのレーザ加工研究会を発展的に解消し、名称を「レーザ応用技術研究会」として再スタートを切りました。 さらに1982年には、研究会の対象をレーザ応用技術全般へと拡大する意味で「レーザ協会」と改称し、現在に至っています。
レーザ協会は、さまざまな産業分野でレーザ技術の応用に携わる方々の支援、交流を目的とする非営利団体であり、これまで、会誌の発行、及び定期的な研究会・セミナーを開催し、講習会、見学会等を通してレーザ応用技術の普及、発展のために活動しています。 本会は今後とも、皆様のご支援をいただきながら、会員相互の交流及び情報交換の場を提供してまいります。